ボーナスステージ

アルバイトを終えて。2連勤でした。今日はもう腹立つとか通り越して呆れたね。炊いたんラッシュのとき、熱々のプレートを手に当ててきやがって、楢崎。「あっ、ごめん。」ってなんだ馬鹿ヤロー。もう2秒くらい固まってしまったよ。その謝り方すれ違うときに軽く肘ぶつかった時のやつだろ。左手の人差し指の肌が軽くただれました。それでも、いいことを思いついたんだけど。こんなとこには書けないんだけど、いいことを思いつきました。聞いてほしい。書けないんだけど。こんな楢崎へのなんとも言えない思いとか、手をつけられずに残った、釜飯と一緒にだす漬物とか、ああいうものが報われるんなら、いつか報われるんならすごい夢があるとおもう。夢があるって、一般的にはこういうことを言うんじゃないと思うんだけど、お金持ちになったらーとか、かわいい彼女ができたらーとか、そういうのが普通だとは思うんだけど、わたしにとっちゃね、あっ、言いすぎたかな。これ以上は書けないよ。秘密だもん。私とあなただけの秘密よ。誰にも言わないでねって言って誰かに言わないでね。

そう、あのバイト先の柴漬け美味いのにな。漬物なんてゴミだ、クズだ、ボケなす、ぼけきゅうり。とか思ってたあの俺がね、バイト先の柴漬けなら食べられます。なのによく残される。出勤した時となんら変わらない姿で退勤してくる彼らをね、流しの三角コーナーへと流し込むあの瞬間がなんかさみしいよ。今度から、「お客さまぁ〜柴漬けおつけしときますねぇ〜」とでも言ってみようか。いや、やめた。こんな過保護で柴漬けを甘やかすわけにはいかない。あのなんとも言えない酸味がいいんでしょう。甘くなられても困る。

明日は、飯島さんの卒業公演を観に行きます。頑張れ。